浅間様(せんげんさま)七つ子参り

2024年05月31日 おすすめ情報

 6月も近づき浅間神社の「七つ子参り」が近づいてきました。
御宿中学校の隣に鎮座する東上総の総本社、浅間神社では毎年6月29日、30日に「七つ子参り」を執り行っています。大祭が近づく、6月9日には新町区氏子による参道の整備が行われ、お参りの準備を整えます。浅間神社では整備により、紫陽花や月見草、日本三網代と称される御宿網代湾を楽しむことができます。

無病息災と学業成就を祈願

 「七つ子参り」は、数え7歳の子どもたちの無病息災、学業成就を祈願する行事で勝浦や大多喜、大原や岬など町内外からたくさんのお子様が参拝されます。なお、神事としては水無月の祓い、民族としては衣替えなどと重なりお子様のみでなく家庭の家内安全、身体健全を祈願します。
 7歳のお子様がいる家庭では、大祭前日までに各地域の氏神様からいただいた幣束を持ち、6月29日、30日のいずれかの日程で家族と一緒に浅間神社へと参拝します。
 御宿町内の方は、御宿海岸で身を身を清める「潮踏み」行事を行ったのち八坂神社に参拝し、磐長姫命を祀る女山と木花咲耶姫命を祀る男山へと巡拝します。

 女山はローソン脇より、男山は御宿中学校の横から参道が始まり、およそ10分で社殿のある山頂へ辿り着きます。男山の社殿では神職によるお祓いをうけ、御神酒と各々頂いてきた幣束をおさめます。当日のお祓いは7時30分頃より受けることができるそうです。
 また社殿前に夏越しの大祓の「茅の輪」が置かれています。茅の輪は、左、右、左とくぐり身の穢れを祓い無病息災と学業成就を祈願します。

古くから伝わるお祭り

 山頂の社殿脇では、新町区の子どもたちによる祭囃子が奉納され、普段は静かな境内が、とても賑やかな雰囲気となります。男山参道には数多くの露店が立ち並び、浴衣で訪れる方もみかけます。古き良き風情を楽しみに、参拝してみてはいかがでしょうか?

詳しくは、電話0470-68-2026(春日神社 井上宮司)までお問い合わせください。