首都圏からほど近い「避寒地」
「避暑地」という言葉はみなさんご存知と思いますが、「避寒地」という言葉は聞き慣れないと思います。日本の「避寒地」は沖縄や奄美、宮崎や鹿児島などプロ野球等のキャンプでおなじみですが、関東の「避寒地」は房総・伊豆・熱海が代表的です。

御宿町は、夏涼しく冬暖かい温暖な海洋性気候に属し、冬でも比較的あたたかい地域で、町内の多くのエリアは氷点下知らず、「霜(しも)」が降りることはほとんどありません。雪が降ることも珍しいです。
黒潮のパワー!天然の暖房システム
なぜ、御宿町はあたたかいのか、その理由は、房総沖を流れる暖流「黒潮」にあります。「黒潮」の影響で冬でも海水温があまり下がらず、その上の空気が温められて陸地に流れ込むため、冬の急激な冷え込みを和らげてくれます。「巨大な天然の湯たんぽ」が置かれているような状態です。

ひと足早い「春」の便り
年が明けて、小正月を過ぎた頃から、春の足音が聞こえ始めます。 梅・菜の花・水仙(すいせん)が町のいたるところで咲き始め、道端には「ふきのとう」が顔を出し、1月とは思えないような光景が広がります。2月になると、河津桜も開花し、枝の間を飛び交う小鳥たちの愛らしい姿も見られます。

あたたかい御宿を楽しもう!
1.おんじゅくまちかどつるし雛めぐり
メイン会場の月の沙漠記念館や手づくりの蔵をはじめ、町中に色鮮やかなつるし雛が飾られる「おんじゅくまちかどつるし雛めぐり」。おんじゅく春祭り(マルシェ)やしゃぼん玉パフォーマンス、スタンプラリー等も一緒に楽しめます。2026年2月21日から3月3日まで、詳細はこちら!

2.御宿海岸を散策しよう
童謡「月の沙漠」の舞台となった御宿海岸。強い北風から守られた位置にあるこの海岸では、日中は上着がいらないほどポカポカすることも。静かな波音を聞きながらの散歩は最高です。作者がこの白い砂浜をモチーフとして詩にしたのも頷けます。
3.冬でも楽しめるサーフィン
御宿は冬でも多くのサーファーが訪れます。先にも述べましたように黒潮の影響で海水が冷え切らないためで、ウエットスーツを着用すれば、冬の間も快適に波乗りを楽しむことができます。
キラキラ光る青く澄んだ海、1月から咲き誇る花々、そして天然暖房「黒潮」の温もり。御宿でちょっとだけ季節を先取りしてみませんか?