海の町というイメージが強い御宿町ですが、田園の広がる里山にも美しい自然をみる事が出来ます。
ひっそりと輝く「蛍」もそのひとつで、5月下旬から6月上旬にかけて源氏蛍(ゲンジボタル)、6月上旬~中旬にかけて平家蛍(ヘイケボタル)を観察することが出来ます。時間は19時~21時頃。湿度があって風のない、闇夜に多く飛び交います。
春日神社周辺で蛍に出会えます
源氏蛍は、御宿町高山田にある春日神社の下を流れる川周辺などで観賞することが出来ます。県道176号沿いに面している大きな鳥居が目印の神社です。
鳥居をくぐり、参道を進んでいくと「蛍橋」と呼ばれる朱色の橋があります。条件が揃えば、たくさんの蛍が舞う幻想的でおとぎ話のような世界が現れます。
自然豊かな環境のため、野生動物(イノシシ、キョン等)が生息しています。お越しになる際は、お気をつけください。また、駐車場はございませんので私有地や路上への駐車はご遠慮ください。
出かける前に!ホタル観賞マナー
[光は厳禁]
蛍の光は求愛行動とされており、光にとても敏感です。懐中電灯を持参する場合は照度の低い物を選び、カメラやスマートフォンのライトなどにも気を付けましょう。
[音にも注意]
蛍は音にも敏感です。また、近隣住民の迷惑にならないよう、静かに観賞しましょう。
[捕獲は厳禁]
蛍を捕まえたり、触ったりしないようにしましょう。
[環境保護]
蛍の生息にはとてもきれいな水場が必要です。ゴミは必ず持ち帰る、草むらに入らないなど、環境を壊さないよう注意しましょう。
次の世代に綺麗な蛍が見られる場所を残すためにも、みんなで守っていきましょう。
※↑の動画は、ヘッドホンやイヤホンで聴いてみて下さい。現地にいるような自然音をお楽しみいただけます。