オール御宿産のお酒「チャレンジONJUKU」発売!

2023年08月23日 おすすめ情報

 御宿町初の試み!御宿町の酒米、お水で造られたオール御宿産のお酒「チャレンジONJUKU」が9月より発売となります。
御宿町で300年お酒を造り続けてきた老舗酒蔵の発案から生まれた日本酒で、「食」を通じて御宿町全体を盛り上げたいという想いが込められています。

御宿産酒米づくりへのチャレンジ

 他県の酒米ではなく生産者がわかるお米を使いたい、また、御宿の農家さんの自給率を上げたいという杜氏さんの考えから、2022年、御宿産の酒米づくりが始まりました。選ばれたのは「山田錦」。背が高く粒の大きい品種であるため倒れやすいという欠点はあるものの、もっとも酒造りに向いている品種とのこと。
 台風の時期を乗り越え、一度目の挑戦で栽培を成功させ、大粒かつ心白(お米の中心にある酒造りに使う部分)の大きな酒米を収穫出来たことは驚きの快挙なのだそうです。精米歩合は70%、超硬水の仕込み水と合わせたところ、山田錦本来の上品な甘みとパンチの効いたしっかりとした飲み口のお酒が出来上がりました。

 無濾過の生原酒は、甘くて辛い、優しくて強い、ひとことで言い表せない複雑な味わい。それは、あっさりしたお刺身からこってりした煮魚や揚げ物まで、お料理によって様々な美味しさとお酒の感じ方を楽しむことが出来ます。黒潮の恵みをたっぷりうけた御宿産の魚介類との相性も抜群。既に来年用の定植も済んでおり、御宿産酒米づくりのチャレンジは続いていきます。

御宿町内でお飲みいただけます

 また、「美味しい」以外の付加価値もつけたいという理由から、ラベルデザインにもこだわりが。描かれているのは、海女さんの「ナツ」と「テツ」、ラクダの「ドゥ」。千葉県内のデザイナーさんによるオリジナルデザインです。「チャレンジ御宿」プロジェクトの挑戦と共に、こちらの3人の物語も続いていきます。今後のラベルデザインにも注目です。

チャレンジONJUKUは、御宿町内の飲食店・宿泊施設にてお飲みいただけるほか、町内のお土産施設やスーパーマーケット、酒屋などで販売されます。

 町役場、蔵元、農家さんがひとつになって作ることが出来た、特別なお酒です。ぜひ、この秋はここでしか飲めないお酒を堪能しに御宿町にいらしてください。