残暑が厳しかった今年も、各地で寒さが増してきましたね。温暖な房総では、12月上旬頃まで秋の気候を楽しむことが出来ます。今回の記事では御宿町の秋の風景をご紹介致します。

里山地域

　海辺のイメージが強い御宿町ですが、里山方面（布施や実谷、高山田）もぜひ訪れていただきたい地域です。
田園風景の中に、ススキ、柿の木、10月頃にはキンモクセイの花が咲き甘い香りを感じられます。鳥たちのさえずりや風の音に耳をすませ、穏やかな秋を味わってみて下さい。
一般的な赤や黄色に紅葉するような木はあまり植わっていませんが、御宿ならではの牧歌的な秋の情景を堪能出来ます。

最明寺

　最明寺には、「夫婦銀杏（めおと いちょう）」と呼ばれるイショウの木が2本植わっています。樹齢は数百年、元禄16年の大津波にも耐えた20メートルを超える壮大な木です。御宿町は年間を通して温暖なので、今年もイチョウは11月下旬に色づき始めました。
また、お寺の向拝には「波の伊八」として知られる武志伊八郎信由の獅子頭、象鼻の彫刻があり、誰でも自由に鑑賞することが出来ます。芸術の秋にぴったりのスポットです。

　他にも、春日神社周辺のススキと里山風景、駅前のロペス通りや月の沙漠記念館前など町内の花壇に植えられたマリーゴールド。代表的な観光スポットのひとつでもあるメキシコ記念塔も、秋にはススキが現れトンボが飛び交い、秋の景色へと移り変わります。

レンタサイクルで行こう！

　駅前の観光案内所では、レンタサイクルの貸し出しを行っております。電動自転車なので、坂道もスイスイこげますよ。マップの配布、オススメのルートやスポットなどもご案内致しますのでスタッフにお声がけください。御宿の里山で秋を探しに、サイクリングなどいかがでしょうか。

※午前9時～午後5時まで 雨天・強風の場合は貸し出し中止
※子供用のご用意はございません
※身分証明書をお持ちでない方はご利用いただけません
※2時間　400円～
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