三国友好の始まり
友好関係の始まりは、岩和田村(現在の御宿町)で起こった出来事に由来します。
フィリピンからメキシコに向かって航行中のスペイン船籍の「サン・フランシスコ号」が暴風雨に遭遇し、1609年(慶長14年9月)に、御宿町岩和田地区の田尻海岸沖で座礁しました。これを見つけた村人達が救助した、この事から日本・メキシコ・スペインの三国間の交流が始まることとなりました。

この発祥を記念して1928年(昭和3年)に、岩和田地区の丘の上に三国交通発祥記念之碑が建てられています。

現在開催されている、EXPO2025大阪・関西万博のスペイン館では「サン・フランシスコ号」に関する展示もされています。御宿町の月の沙漠記念館でも、日西墨友好の絆記念日条例制定15年周年「日本・スペイン・ メキシコ文化展-国境を越えた人類愛-」をテーマに、2025年11月3日(月)迄、企画展を開催しております。ぜひお立ち寄りください。
※御宿町では9月30日を「日西墨友好の絆記念日」に制定しています。