高山田地区の高台に鎮座する郷社

春日神社は高山田地区に鎮座する郷社で、天文19年に建立されたとされています。ご祭神は天兒屋根命、配祀神は武甕槌命、經津主命、栲幡千々姫命となっていて必勝祈願などの御利益があります。

：一ノ鳥居

：二ノ鳥居

春は桜・初夏は紫陽花や蛍観賞

一ノ鳥居をくぐると参道の両脇に河津桜やソメイヨシノ、紫陽花が並んでいます。河津桜は例年2月中旬頃、紫陽花は5月から7月初旬まで楽しめます。さらに二ノ鳥居と清水川にかかる朱で塗られた「蛍橋」という神橋があります。蛍橋周辺ではその名のごとく梅雨時期には蛍が乱舞します。（蛍は光を極端に嫌いますのでマナーを守っての観賞にご協力ください。）

蛍橋を渡るととても急な階段が現れます。所々苔で滑りやすいので、階段に備え付けの手すりにつかまりながら登ることをお勧めします。狛犬が階段の中腹で出迎えてくれます。 狛犬さんは、一般的には狛犬と統一されていますがよく見ると口を閉じていたり開けていたりします。 実は口を閉じている方が狛犬で口を開けている方はなんと狛犬ではなく獅子とされています。(そうでないところもあるそうです) さらに、獅子や狛犬は神社ごとにお顔が違うので注目するとまた違った見方ができます。

階段を登るといよいよ拝殿、本殿が姿を現します

社殿にはひょうたんが飾られており、大小様々カラフルなひょうたんが飾られています。ひょうたんは末広がりや健康長寿など、縁起物として知られています。社務所に神主さんは常駐していませんので御朱印やお守りなどをお求めの際は連絡をして下さい。

境内では懐かしい広告入りのベンチが置かれており、ノスタルジーな雰囲気に浸かれます。耳をすますと季節の鳥や虫の鳴き声、風に揺れる木々の音色を聞きながらベンチで読書など楽しむのもいいかもしれません。

春日神社は周辺の田園風景と合わせて撮影スポットとしてもお勧めです。