御宿町は千葉県の南東、房総半島の東に位置する小さな町です。
気候は年間を通じて温暖。海岸には約2kmに渡る真っ白な砂浜が広がり、毎年多くの
海水浴客が
訪れる房総を代表する海岸があり童謡『月の沙漠』発祥の地として知られています。
また、今から約400年前の西暦1609年、岩和田村の田尻沖にサン・フランシスコ号の船が嵐に遭い座礁しました。岩和田村の村民は総出で救助にあたり、凍えた乗組員を素肌で温め、衣服や食料を惜しみなく提供し、乗組員373人のうち317人の命を救ったと伝えられています。 そして、2009年9月26日には日本メキシコ交流400周年記念式典が開催され、皇太子さまをはじめ駐日メキシコ、スペイン両大使や武正外務副大臣、森田知事が出席なされ盛大に行われました。また、メキシコ彫刻界の巨匠ラファエル・ゲレロ氏の作品「抱擁」がメキシコ政府から贈呈されました。

おんじゅくの夏

おんじゅくでは日本一安心で快適、そして安全な海水浴場を目指しています。海辺はマイナスイオンの空気がいっぱい。
また、海水にはヨード、カリウム等の微量元素が含まれているので新陳代謝を高め血行を良くする働きがあります。

月の沙漠

童謡「月の沙漠」は御宿海岸で作られました。「加藤まさを」氏は、大正中期より昭和前期にかけて、一世を風びしたみずみずしい抒情画の数々を発表し、一時代をきづくとともに、大正12年に発表した「月の沙漠」は、御宿海岸がその舞台となりました。

月の沙漠記念館

月の沙漠の作詞者であり、御宿をこよなく愛した詩人「加藤まさを」の作品や資料、御宿にゆかりのある文人や画家たちの作品の紹介など、伝統ある御宿の再発見と、新たな文化の創造を目指して建てられた記念館です。

おんじゅくの特産品

外房イセエビ

伊勢えびは千葉県が北限とされ、広大な器械根と隣接する磯根を漁場とし、エサが豊富で、色が鮮やか。刺網漁業で漁獲され、夜明け前に網揚げを行い、一尾ずつ丁寧に扱い、活力の低下を防いでいます。

外房あわび

外房は日本随一を誇る、あわびの産地です。たっぷりと海の恵みをとじこめた御宿のあわびは肉厚でやわらかく、お刺身や蒸し焼き、煮あわび等様々な調理法で食べられます。

外房つりきんめ鯛

きんめ鯛は、水深200~500mの深場に棲むため、目が大きく名前の由来も黄金色に輝く大きな目からきています。鮮やかな魚で、真鯛よりも美しい朱色をしています。一般的にきんめ鯛の旬は冬から春ですが、一年を通して脂がのっています。